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イワノボルハナシ

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奥多摩・御岳渓谷「デッドエンド」

こんにちは!Cafe RUSH店長の伊東です!
 このコーナーは、僕の趣味を皆さまにお伝えしてみようという、わがままなチャレンジのコーナーです。お時間がありましたら、しばしお付合いください。
 皆さんも、仕事より大事とか、同じくらい大事とか、大事ランキングがあったら上位にくるような趣味が、きっとあると思うんですけど、僕は岩登りがその上位に入ります。
 でも何で岩登り?って言うと、、、?
 大自然いっぱい、というより、まさに自然のまんまの緑に囲まれた深い山にのんびり入って、聴こえて来る音は鳥なのか?虫なのか?川のせせらぎなのか?そんなロケーション!普通に生活してたら有り得ないですよね。
 そんな大自然のなか、岩を前にして、なぜか「登るしかない」って思いました(笑)。特に深い理由があったわけでもないんです。
 皆さんも木登りとかしたことあると思うんですけど、きっと同じ感じです。
 そんなこんなで始まった≪イワノボルハナシ≫今月の岩を紹介します。

デッドエンド

 東京都は奥多摩・御岳渓谷にある「デッドエンド」と言う名の岩!関東に住んでいるクライマーなら必ず立ちはだかる壁です。
 ろくな足場もなく一気に左手を伸ばし逆三角形の小さな穴に、俵型にした指を無理やり押し込み、体を固定する!そして軽くジャンプしながら、指3本しか入らない穴に右手を伸ばし!すかさず左足を一手目にのせ!その小さな反動で頂上に左手をかける!
、、、しかしそう簡単には頂上へは行かせてもらえない。足場は不安定で頂上は丸みを帯び、ジワジワ体力を奪っていく。
 後一手で登りきれるのに!その一手を出すと、さらに自分を不安定に追いこむ、が「行くしかない!」ここにいても体力が無くなり落ちるだけ!
 実は、この岩に出会って約2年、最近になってやっと登りきる事が出来ました。そしてまた次の岩に挑戦してゆくわけです。
 厳しい壁をクリアしたと思ったら、次なる新たな岩は、それはそれでまた厳しいっ!これは、岩登りの話でしたけども、今のCafe RUSHもこんな感じです。
 夢に描く成功には、まだまだほど遠いけど、楽しみながらクリアしてまいります!

RUSH TIMES(紙面版)―2010.8月号より―


奥多摩・御岳渓谷「忍者岩」

 こんにちは!Cafe Rush店長の伊東です!
 皆さん残暑をどうお過ごしでしょうか?9月に入ってもまだまだ油断できない暑さですね。
 8月はしっかり休めましたか? 僕はと言うと、、、ほとんどの休みは山にいました。360°パノラマサウンドで鳥達や虫達、川や草木、たまに獣の声も聴こえてきたりして大自然を満喫しておりました。岩登りよりも森林浴とか山歩きが中心です。
 なぜなら岩も汗をかくんです。暑くなると。
 だからクライミングのシーズンって以外にも冬なんですよね。岩肌に手がパリパリ吸い付くくらい寒いと丁度いいです。
 夏はやっぱり川遊びとか森林浴が気持ち良いです。
 でもでも!しっかり登ってきました!今月の岩を紹介します。

忍者岩

 東京都は奥多摩・御岳渓谷にある「忍者岩」という名の岩。
ビルの2階から見下ろす位の高さが、こちらに倒れてくるように傾斜していて、その名の通り忍者しか登れないような圧迫感溢れる岩です。
 若干岩肌は湿っている感じだけどトライしてみることにしました。
 スタートはガッチリつかむ所はあるけど足場が無い。まるで鉄棒にぶら下がっている感じです。
 宙ぶらりの右足を、無理やり手の位置まで持ち上げ、がっちりロックしたところで、鋭利に削られた岩の僅かな隙間に右手を押し込む!そして上体を起こしながら左手に持ち替える。かなり痛い!
 ジリジリと登り、ようやく頂上に手をかける。そしてスタートの時と同じように、やり場のない右足を無理やり頂上に引っ掛け、全身の力で身体を持ち上げる。
 ここからが核心部!真夏の暑さで手は汗だく、足までもズルズル滑るなかで、、、、
、、、滑り落ちました!(笑)
 まだ自分には早かったのか?季節のいたずらか?まぁ実力が足りなかったのかな?実はこの岩3年くらい通ってるんですけど、なかなか登らせてくれない高い目標です。
 でも次こそは、、、。
イワノボルハナシでした!

RUSH TIMES(紙面版)―2010.9月号より―


山梨県・瑞牆山「皇帝岩」

こんにちは!Cafe Rush店長の伊東です!
 ようやく涼しくなって来ましたね、秋風が食欲をそそる今日この頃です!
 山は紅葉が進んで、獣達も冬眠の準備を進めています。山菜取りや、キノコ狩り、猟銃を持ったおじさんや、逃げる獣達、紅葉を楽しみに来てる人達が続々と集まって、秋の山はなんだか大忙しです。
 その中には雪が降り積もる前に、目的の岩に登りきろうと必死なクライマーと呼ばれる人達もいて、僕もその一人です!

皇帝岩

今月の岩を紹介します!
 山梨県は瑞牆山にある「皇帝岩」という名の岩。高さ6メートルはあるかな?とにかく高い!ビルの3階位はあるかという岩を登ってきました。
 岩の前に立った自分から見て、頂上が少し向こうに倒れた感じの岩で「スラブ」って言うんですけど、一番苦手な傾斜です。
 もし落ちたら、落ちる、と言うよりは滑り落ちる感じで真っ逆さまです。万が一、背中から転げ落ちようものなら、、、。っま!登る時はそんなこと考えてはいないんですが。
 とにかく登りましょう!まずは一手目、手のひらにある窪みのような所に右手をかけて、左手をもっと薄い窪みにかけて、慎重に慎重に身体を少しづつ持ち上げていく、すると手が届くか届かないかの所にお猪口大の穴が見える!慎重に身体を上げながら二本の指を入れる。
 ここでひと休み。
 この時点で高さは3メートルくらいか?まだ半分。。
靴の摩擦力を生かして滑り落ちないように、再び慎重に、穴もへこみも何も無い壁に左手を伸ばします。まるで車のフロントガラスにでも手を置くような感じで進み、すでに4メートル。もう引き返せない高さです。足の裏に神経を集中させ、少しづつ身体を岩に滑らせ、ゆっくり進む。バランスを崩しかけながら、手を伸ばしあの穴に手を、、、。
 「とった~!」思わず叫ぶ。手に汗かきました。電波も届かない山奥で怪我でもしたら大変です。
 でも岩の上から眺める景色は最高です!来月は何処に行こうかな?イワノボルハナシでした!

RUSH TIMES(紙面版)―2010.10月号より―


神奈川県・ヤビツ峠「名前はまだ無い。。。?」

  皆様、身も凍るような寒さがやってまいりました。
 そうです、クライミングの季節です!先月は奥多摩に行ってきましたが、もっと近くでクライミングを楽しめる所は無いものかと、いざ開拓にいってきました。

名前はまだ無い。

 ではでは、今回の岩を紹介します。
 宮ヶ瀬ダムのもっと奥、ヤビツ峠にある大きな岩を登ってきました。名前はまだ無いようですが、クライミングの世界では一番最初に登った人が岩に名前をつける風習があります。・・・僕が一番最初かどうかは置いときましょう。
 写真がその岩ですが、ご覧の通り、落ちたら川です。岩の高さは3メートル位かな?おまけにツルツルと滑りやすい岩で、手がかりは凹み?クボミ?何も無い!?とにかく登ってみようと、手をかけてみると、手がかりがホントに何も無いんです。さてさてどうするか?
 2メートルくらい上に、クボミが見えるには見えるんですが、もう少しのところで届かない。。ジャンプすると、勢いがつきすぎて止まれない。。。というくらい掴みどころのない岩です。
 そこで、摩擦を使うことにしました。
 手のひらで岩を押しつけるように、ゆっくりゆっくり、続いて足を一歩、そこで失敗。また初めから、なんて事を一時間くらい続けていると、とうとう地面から足が離れ、あとはもう行くしかないところまで、ようやく進み、その後はさほど時間もかからず登りきることに成功!手に汗握るこの岩登りのポイントは、スタートの一時間だった、と。
 イワノボルハナシでした。

RUSH TIMES(紙面版)―2010.12月号より―